内藤 誠之

内藤 誠之

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チャペル・ローン、ウェストハリウッドの姫が訴える音楽業界の不条理とは

チャペル・ローン、ウェストハリウッドの姫が訴える音楽業界の不条理とは

2025年2月2日、グラミー賞授賞式で「最優秀新人賞」を受賞したチャペル・ローンは、スピーチで音楽レーベルや音楽業界に対し、アーティストに「生活可能な賃金」と健康保険を提供するよう強く訴えました。彼女は、所属レーベルから契約解除された際に雇用主提供の健康保険を失い、医療へのアクセスが制限されたことで「人間らしさを失った」と感じた経験を語りましたが、アメリカの公的医療保険制度(メディケア・メディケイド)は、特定の条件を満たす人々を対象としており、一般的な若い失業者は対象外となる場合が多く、また民間の健康保険は保険料が支払えず加入できないため、医療サービスが高額となり受診が困難になってしまいます。彼女の発言はアーティストの待遇改善や労働環境の問題についての議論を活性化させました。特に、健康保険や生活賃金の提供を求める声が高まり、多くのアーティストや業界関係者がこの問題に注目するきっかけとなりました。 Chappell Roan demanded healthcare and living wages in Grammys speechChappell Roan used her
内藤 誠之
パム・ボンディ司法長官は法でトランプ大統領を守り、アメリカを再び安全にする

パム・ボンディ司法長官は法でトランプ大統領を守り、アメリカを再び安全にする

パム・ボンディ氏、米国司法長官に就任 2025年2月5日、パム・ボンディ氏はアメリカ合衆国の司法長官(AG)として、ホワイトハウスの大統領執務室で就任宣誓を行ました。ボンディ氏はマット・ゲイツ氏がスキャンダル等で辞退した事で白羽の矢が当たり、司法長官候補となっていました。ボンディ氏の司法長官就任は共和党員からは「被害者に寄添う」「粘り強い」「経験豊富な」検察官であり、その地位に相応しいと歓迎された一方、民主党員からは、トランプ氏は2021年1月6日の議会議事堂襲撃事件を担当する司法省(DOJ)職員を一掃するために「忠実な」ボンディ氏を据えたのだと批判されました。ボンディ氏は就任初日に「アメリカを再び安全にする」というスローガンを掲げて以降、その実現に向けた政策を強力に推進しています。彼女は司法省から政治的影響を排除し、法の透明性を確保することを目指しています。 反キリスト教差別を根絶 2025年2月6日、トランプ大統領はワシントン・ヒルトンで開かれた全国祈祷朝食会で、バイデン政権下で司法省、FBI、IRS(国内歳入庁)が反キリスト教差別を行っていたと批判し、パム・ボンデ
内藤 誠之
クリスティ・ノーム長官は現地視察と制服姿を好みます

クリスティ・ノーム長官は現地視察と制服姿を好みます

ノーム長官、移民政策を断固として推進 国土安全保障省(DHS)長官に就任したクリスティ・ノーム氏は移民政策に関する強硬な姿勢で全米の注目を集めています。ノーム長官は不法移民に対する大規模な取締りを実施し、国内外での広告キャンペーンを通じて不法移民に対する警告を発表しました。 FBIを批判 ノーム長官はFBIが内部文書をメディアに漏洩し、カリフォルニア州の大規模な不法移民取締り計画がリークされた事を受けて、FBIは「腐敗している」と非難、情報漏洩に関与したエージェントを起訴すると発表しました。このリークによって、ロサンゼルスで不法移民取締りに反対する数千人規模のデモが勃発、高速道路が封鎖され、大渋滞が起こりました。また、デモ中に17歳の少年が刃物で刺される事件も発生しました。 不法移民取締りキャンペーン ノーム長官は大規模な不法移民取締りの広告キャンペーンを展開しており、テレビ、ラジオ、デジタルメディアを使って不法移民に直接メッセージを投げかけています。ノーム長官は広告の中で「アメリカの国境は法を破る者には閉ざされている。不法移民は自主的に出国すれば、アメリカンドリームを追
内藤 誠之
トランプ政権は予測不能ですが、明白なこともあります

トランプ政権は予測不能ですが、明白なこともあります

ドナルド・トランプ大統領就任 1月20日ドナルド・トランプ氏が大統領に就任、歴史的なカムバックを果たしました。就任式はミシェル・オバマ氏など欠席がありましたが、屋内で行われたこともあり、懸念されていた騒動もなく(演奏の小トラブルを除き)無事政権移行が行われ、全世界の人々がひとまずは安心したのではないでしょうか? トランプ大統領二度目の就任式 キャリー・アンダーウッドは演奏の不具合のためアカペラで歌う 予測不能なトランプ政策 昨年、トランプ氏が勝利した時、関税やFRBの金利政策の懸念から世界各国がトランプ対策に慌てふためきました。事実、トランプ大統領は就任と同時に前政権の政策を180度方向転換するような政策を次々と発表し、数多くの大統領令に署名を続けています。世界各国へ影響としては、トランプ流の関税戦略(カナダ)領土占有権の主張(グリーンランド、パナマ運河)等ですが、ガザ停戦という朗報もありました。トランプ大統領が次にどんな政策を繰り出すかは予測不能で各国戦々恐々としていますが、その中ではっきりと示した方針もありました。 トランプ大統領とジェンダー 性
内藤 誠之
JDヴァンス氏、「家族愛」でアメリカを再び偉大に

JDヴァンス氏、「家族愛」でアメリカを再び偉大に

JDヴァンス氏、アメリカン・ドリームを突き進む 2016年著書『ヒルビリー・エレジー』(2020年Netflixでロン・ハワード監督によって映画化)で一躍有名なった著者はオハイオ州の移民の貧困家庭で育ち、海兵隊を経て、ロースクールを卒業、オハイオ州上院議員となり、本年トランプ次期大統領に副大統領に大抜擢されました。現代のアメリカン・ドリームを体現している彼は、2024年選挙活動を通じて、ますます好感度を上げており、2028年大統領候補とまで言われるようになりました。この好感度の秘訣は彼のアメリカ人らしい「家族愛」にありました。 Amazon.co.jp:画像をタップ↓ ウシャ夫人 JDヴァンス氏はウシャ・チルクリ夫人とイェール大学の法科大学院で知り合い、2014年に結婚しました。ウシャ夫人はインド系移民の両親を持ちヒンドゥー教徒ですが、ヴァンス氏は敬虔なカトリック信者で、異なるバックボーンを持つ二人の結婚は人々に感動を与えました。結婚式はケンタッキー州で行われ、ヴァンス氏はスーツを着用、ウシャ夫人は伝統的なインドのサリーを身に纏いました。披露宴で2人はインド舞踊とワルツをミッ