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トランプ政権は予測不能ですが、明白なこともあります

トランプ政権は予測不能ですが、明白なこともあります

ドナルド・トランプ大統領就任 1月20日ドナルド・トランプ氏が大統領に就任、歴史的なカムバックを果たしました。就任式はミシェル・オバマ氏など欠席がありましたが、屋内で行われたこともあり、懸念されていた騒動もなく(演奏の小トラブルを除き)無事政権移行が行われ、全世界の人々がひとまずは安心したのではないでしょうか? トランプ大統領二度目の就任式 キャリー・アンダーウッドは演奏の不具合のためアカペラで歌う 予測不能なトランプ政策 昨年、トランプ氏が勝利した時、関税やFRBの金利政策の懸念から世界各国がトランプ対策に慌てふためきました。事実、トランプ大統領は就任と同時に前政権の政策を180度方向転換するような政策を次々と発表し、数多くの大統領令に署名を続けています。世界各国へ影響としては、トランプ流の関税戦略(カナダ)領土占有権の主張(グリーンランド、パナマ運河)等ですが、ガザ停戦という朗報もありました。トランプ大統領が次にどんな政策を繰り出すかは予測不能で各国戦々恐々としていますが、その中ではっきりと示した方針もありました。 トランプ大統領とジェンダー 性
内藤 誠之
JDヴァンス氏、「家族愛」でアメリカを再び偉大に

JDヴァンス氏、「家族愛」でアメリカを再び偉大に

JDヴァンス氏、アメリカン・ドリームを突き進む 2016年著書『ヒルビリー・エレジー』(2020年Netflixでロン・ハワード監督によって映画化)で一躍有名なった著者はオハイオ州の移民の貧困家庭で育ち、海兵隊を経て、ロースクールを卒業、オハイオ州上院議員となり、本年トランプ次期大統領に副大統領に大抜擢されました。現代のアメリカン・ドリームを体現している彼は、2024年選挙活動を通じて、ますます好感度を上げており、2028年大統領候補とまで言われるようになりました。この好感度の秘訣は彼のアメリカ人らしい「家族愛」にありました。 Amazon.co.jp:画像をタップ↓ ウシャ夫人 JDヴァンス氏はウシャ・チルクリ夫人とイェール大学の法科大学院で知り合い、2014年に結婚しました。ウシャ夫人はインド系移民の両親を持ちヒンドゥー教徒ですが、ヴァンス氏は敬虔なカトリック信者で、異なるバックボーンを持つ二人の結婚は人々に感動を与えました。結婚式はケンタッキー州で行われ、ヴァンス氏はスーツを着用、ウシャ夫人は伝統的なインドのサリーを身に纏いました。披露宴で2人はインド舞踊とワルツをミッ
内藤 誠之
トランスジェンダー議員サラ・マクブライド、2025年トランプ政権での戦いに出発

トランスジェンダー議員サラ・マクブライド、2025年トランプ政権での戦いに出発

2025年、サラ・マクブライド議員、ワシントンD.C.へ 2024年12月19日、サラ・マクブライド議員はデラウェア州上院での4年間の最後に際し、お別れのスピーチを行い、デラウェア州議員および市民へ感謝の意を述べました。 「デラウェア州議会は、声なき人々のために戦い、家族を守り、子供を擁護し、退職者を支援してきました。私たちは小さな州でも大きな事を成し遂げられると証明してきました。政治的対立があっても、多くの共通点を見出せることを学びました。私はここで学んだ教訓を糧に、ワシントンD.C.に向かいます。私たちは対立を超えて会話をし、進歩していけると信じています」 Beyond my childhood home, no place has impacted me more than the Delaware State Senate. It is the place where I found my voice and
内藤 誠之
ニューヨーク・タイムズ紙、中山美穂さんは日本のブリトニー・スピアーズのような存在だった

ニューヨーク・タイムズ紙、中山美穂さんは日本のブリトニー・スピアーズのような存在だった

米ニューヨーク・タイムズ紙、中山美穂さんの訃報を報じる 2024年12月6日に54歳で亡くなった女優で歌手の中山美穂さんの訃報を米ニューヨーク・タイムズ紙が報じました。アレックス・ウィリアムズ記者が2024年12月7日に報じたもので、タイトルは「日本の音楽・映画スター、中山美穂さん54歳で死去」としています。 参考:MIHO NAKAYAMA OFFICIAL 記事の内容 Jポップ界のスター 中山さんがJポップ界のスターとして活躍したことに触れ、「ミポリン」という愛称で親しまれていたこと、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞したこと、ロックバンド「ワンズ」とコラボするなど8曲でナンバーワンシングルを獲得したことを紹介しています。 批評家から絶賛されるドラマ女優 また、中山さんがドラマ女優としても数々の賞を受賞したことについても触れ、映画「ビー・バップ・ハイスクール」、ドラマ「まいどおさわがせします」「ママはアイドル!」「きみの瞳に恋してる!」出演について紹介し、そして映画「Love Letter」の主演で国際的な注目を集めたとしています。 映画「Love L
内藤 誠之
A scene from the movie Sound of Freedom

「サウンド・オブ・フリーダム」映画レビュー:一級のエンターテイメント作品

プロローグ 2023年に米国で話題となった注目の映画「サウンド・オブ・フリーダム」が2024年9月27日に日本公開となりましたが、MMTも先日ようやく鑑賞できました。米国で公開までにおよそ5年も要した作品が、2024年に一般の映画館で鑑賞できるというのは、本当に幸せとしか言えません。日本公開に向けて尽力された映画関係の皆様に私たちから最大級の敬意と称賛を贈りたいと思います。 さて映画の内容ですが、最初にティム・バラード関連の作品の定石として「この作品は実話に基づく」といったクレジットが流れます。この「基づく」というのが肝です。この映画の最大の魅力は「児童人身売買」という重たいテーマを扱いながらも、一級のエンターテイメント作品に仕上がっており、社会問題に関心が強くはなく、純粋に映画ファンとして鑑賞しても、十分に楽しめてしまうというところです。主人公の「神の子は売り物じゃない」というセリフや「サウンド・オブ・フリーダム」が「解放された子供たちの歓びの声」という意味であることにみなさんもきっとこころ動かされることでしょう。 映画「サウンド・オブ・フリーダム」 実話を基にした社会派サ
内藤 誠之
フェラーリでもいかが? EV時代の今だからこそ。

フェラーリでもいかが? EV時代の今だからこそ。

自動車を巡る動向 EV化が進む自動車業界ですが、最近はEVの販売不振(ハイブリッドカーの台頭)という類の話題や若い人の自動車離れ(ステータスだとは思わない)等があり、「クルマ」を所有する事を幼少から夢見 、「クルマ」を語る事が「身だしなみ」の時代に生きてきた世代から見れば、最近の自動車業界の動向・各メーカーのニューモデル・コンテンツ等を見るにつけ、ワクワクしなくなったなぁといった声も聞こえてきそうです。 EV化推進の背景にあるのはご存じの通り「地球環境」を考慮しての事ですが、そういった課題にばかり力を入れた結果、自動車を今のような音や振動の無いエレベーター的でつるんとした特徴の無いデザインにしたのではないでしょうか。まぁ、ボヤキはこの辺にして、2024年現在の主要自動車メーカーの動向を見てみましょう。 テスラ:引き続きEV市場のリーダーであり、特に新車種「サイバートラック」の量産に注力しています。しかし 利益率の低下や競争の激化に直面しており、中国のBYDなどが強力なライバルとなっています。 トヨタ:ハイブリッドカーの販売を強化しつつ、EVのラインナップも拡充しています。特にプ
内藤 誠之
Portrait of Riley Gaines

ジェンダー平等 VSトランスジェンダー、ジェンダーをめぐり対立: ライリー・ゲインズの終わりなき戦い

米国女性スポーツにおけるLGBTQ問題 米国女子水泳界では、50歳のトランスジェンダー選手がティーンエイジャーと競い合う。ジェンダー平等を訴え続けてきたライリー・ゲインズは女子更衣室で着替える男性を糾弾します。LGBTQ の支持者からの圧力にも負けず、彼女は勇気を振り絞ってこの問題に声を上げています。 “Trans age is next new thing” Riley Gaines BRUTALLY slams shocking decision allowing 50-year-old transgender swimmer to compete with teensIn a recent scandal, well-known women’s rights activist Riley Gaines voiced her worries about a swimming tournament in Toronto. The competition, whichFirstSportzRohit
内藤 誠之